ブログ
2022-06-21 20:54:00
こんにちは!
草加市遊馬町にあるピアノ教室ますかわ
指導者の桝川千恵美です。
演奏する時、ピアノの楽器に触れるのは指だけです。
練習すれば、上手になる!と思いませんか。
意外にも、椅子の高さと、足台が上達に大きく関わってきます。
レッスン中は座り方を指導できますが、ご自宅はご家庭の判断にゆだねられます。
正しい姿勢で座れなければ、手の形をこだわって練習しても、それが生かされません。
それは正しく立つことから始まっています。
バレリーナの立ち方を想像してみてください。
しなやかですが、脚の内側の筋肉がしまっています。
体幹と足腰をしっかりとすると、腕がダラダラと力を抜けます。
この意識をもって椅子に座れば、いい音がでる準備ができます。
座っても、立っている時と同じように床に足が踏ん張れるように。
背筋と腹筋で腰骨を立てるのが理想的です。
「おしりの穴は椅子につかないよ」と言っています。
床に足がつかない場合は、踏み台が必要です。
重みがのせられれば、コンクリートブロックや洗面所の踏台など、何でも大丈夫です。
踏み台の高さは椅子の高さにより変わります。
椅子の高さは、鍵盤に弾く形で手を置き、鍵盤の下まで手を沈めた状態で、手首からひじが水平である位置が理想的です。
足は踏ん張りたいので、肩幅に広げます。
「ピアニストのドレスが長いのはそのためだよ」と言っています。
お子さんの身長は伸びているので、1ヶ月ごとに足台、椅子を高さ調節しましょう。
きちんと座れば、腕の力が抜けて、腕が自由に使えるので音ものびやすくなりますよ。
ご家庭のセットがご心配の方は、画像を見せて下さいね。